闇金問題の原点

どうしてそんな事をしていたかというと、そいつがスネ夫そのものだったからだ。

当時の私は格闘技を習う前の弱っちい中学生で、かなり気も弱かった。
幼少期に親に効果的に殴られた子供は「殴られる痛み」を知っているので、
あまり冗談で人を殴ったりはしない。
だが、闇金だと親に殴られずに育った子供は結構
「平気で死ぬまで人を殴れる」奴が多いのではないかと思う。

いわゆる陰湿ないじめ。
絶対に勝てる人数で取り囲み、ボコボコにする仲良し集団の、格好の餌食が私だった。
抵抗できる力を失ったあとは、
首に針金を巻きつけられてテニスコート中を引きずりまわされたり、
壁に押さえつけられて数人に次々と跳び蹴り、
ショルダーアタックを繰り返されたりしたりした。
血ヘドを吐きうずくまった後に先生が入って来ると、居合わせた全員が証人となり
「キタがひとりで壁に何度も身体をぶつけて泣いている」
と晴ればれと言い放った。先生も面倒ごとが嫌いだったのか、そそくさと消えていた。

コメントを残す

*

サブコンテンツ

このページの先頭へ